「ほんとうの話」
『「ほんとうの話」』 | ||||
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柳原陽一郎 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ||||
時間 | ||||
レーベル | SWEETS DELI RECORDS | |||
プロデュース | 柳原陽一郎 | |||
柳原陽一郎 アルバム 年表 | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「再生ジンタ」 - YouTube | ||||
ライブ映像 | ||||
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『「ほんとうの話」』(ほんとうのはなし)は、柳原陽一郎の8作目のスタジオ・アルバム。2013年8月17日にSWEETS DELI RECORDSより発売された。
解説
前作『DREAMER'S HIGH』より3年ぶりのリリース[注釈 1]。前作と同じくセルフ・プロデュース作品。
デザインは西田幸司、カバーイラストは宮嶋淳子、写真は岡田貴之によるもの[1]。ライブ会場・通販購入限定特典としてセルフライナーノーツが封入されている。
本作には2011年3月11日に発生した東日本大震災が影響しており、震災への想いやこれからの希望などが歌われている[2]。コンセプトは「明日へのラブソング」[3]。
9月14日にOTOTOYやiTunes Storeなどで音楽配信が開始された[2]。
評価
音楽ライターの長谷川誠は、本作を聴いていて感じるのは「音楽のパワーの素晴らしさ」とし、「どの曲も深い説得力を持っているのは、彼が強い意志、覚悟を持って、踏み込んで作り、歌っているからだろう」「体にも精神にもいい作用を及ぼしていく。困難な時代であっても鳴り止むことのない希望の音楽がここにある」と評している[2]。
収録曲
全作詞: 柳原陽一郎。 | ||||
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
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1. | 「ホントのバラッド」 | 柳原陽一郎 | 柳原陽一郎 | |
2. | 「再生ジンタ」 | 柳原陽一郎 | 柳原陽一郎 | |
3. | 「やがて君は夢となるのか」 | 柳原陽一郎 | 柳原陽一郎 | |
4. | 「ロータスの庭」 | 柳原陽一郎 | 柳原陽一郎 | |
5. | 「そしてペンギンは語る」 | 柳原陽一郎 | 大坪寛彦 | |
6. | 「魔法をかけてよ」 | 柳原陽一郎 | 柳原陽一郎 | |
7. | 「農夫に力を」 | 柳原陽一郎 | 柳原陽一郎 | |
8. | 「ほんとうにスキな人」 | 柳原陽一郎 | 柳原陽一郎 | |
9. | 「恋のうたを歌う時」 | 柳原陽一郎 | 柳原陽一郎 | |
10. | 「悪人志願」 | 柳原陽一郎 | 柳原陽一郎 | |
11. | 「ステキブギ」 | 柳原陽一郎 | 柳原陽一郎 | |
12. | 「歌を止めるな」 | 柳原陽一郎 | 柳原陽一郎 | |
合計時間: |
曲の解説
- ホントのバラッド
- 再生ジンタ
- 歌詞は計画停電の際に書いた詩がモチーフとなっている。歌詞に出てくる「百合の花」は、広島平和記念資料館にある「爆心地で咲く百合の花」をイメージしており、当時柳原が置かれていた状況と一致していたのだという[6][4]。
- 西田幸司が監督を務めたミュージック・ビデオが制作されている[7]。
- ベスト・アルバム『もっけの幸い』にも収録されている。
- やがて君は夢となるのか
- 楽曲について、柳原は「自分の痛みよりも人の痛みをなんとかしてあげたいと思うような、やさしくて強い人に捧げた歌」としている[4]。
- ロータスの庭
- そしてペンギンは語る
- 2007年頃の作品で、Warehouseの大坪寛彦が作曲した楽曲。「逆風の中でもコウテイペンギンのように気高くありたい」という願いが込められている[4]。
- 魔法をかけてよ
- あるカップルの別れを歌った楽曲。柳原によると、当初は明るい曲調だったとのこと[4]。
- 農夫に力を
- ほんとうにスキな人
- 恋のうたを歌う時
- 自身がラブソングを歌う理由を歌詞にした楽曲。当初は単にラブソングを書こうとしていたとのこと[4]。
- 2021年4月に城下公会堂[注釈 3]が行なったクラウドファンディングをきっかけとして制作されたコンピレーション・アルバム『lieu de détente -side B- [城下公会堂 Compilation]』にも収録されている[10]。
- 悪人志願
- 楽曲について、柳原は「こういうテーマを歌にする人が日本にはいなくなったので、懲りずに収録しようと思いました」と語っている[4]。
- ステキブギ
- 楽曲について、柳原は「気落ちしている方々に私なりのエールを送ろうと思って作りました。結局、それは自分に向けられているのですがね」と語っている[4]。
- 歌を止めるな
- 本作の参加ミュージシャン[注釈 4]がコーラスで参加している。演奏が一度終了し、無音を挟んで京都のライブでの観客の合唱が収録されている[4]。
参加ミュージシャン
ホントのバラッド
再生ジンタ やがて君は夢となるのか
ロータスの庭
そしてペンギンは語る
魔法をかけてよ
| 農夫に力を
ほんとうにスキな人 恋のうたを歌う時 悪人志願
ステキブギ
歌を止めるな
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脚注
[脚注の使い方]
注釈
出典
- ^ “柳原陽一郎「ほんとうの話」”. ニアノア. 2018年9月29日閲覧。
- ^ a b c 長谷川誠 (2013年9月14日). “音楽ライター記事「震災以降の困難な時代における希望の歌 <レビュー> 柳原陽一郎のニューアルバム『ほんとうの話』」”. 音楽ジャーナリストの眼. ヤマハ. 2018年10月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月29日閲覧。
- ^ 高橋拓也 (2013年9月14日). “柳原陽一郎、3.11をうたう『ほんとうの話』をリリース”. OTOTOY. オトトイ. 2018年9月29日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l 柳原陽一郎『「ほんとうの話」』(セルフライナーノーツ)柳原陽一郎、SWEETS DELI RECORDS、2013年。
- ^ “柳原陽一郎・2017/11/18 放送|小室等の新 音楽夜話|音楽バラエティ”. TOKYO MX. 2018年10月1日閲覧。
- ^ a b “柳原陽一郎 『もっけの幸い』紹介ページ”. SWEETS DELI RECORDS. 2015年6月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月29日閲覧。
- ^ “柳原陽一郎「再生ジンタ」”. ニアノア. 2018年10月22日閲覧。
- ^ 辻敦志(インタビュアー:辻敦志)「柳原陽一郎 インタビューvol.25」『LMusic-音楽ニュース-』、LMusic、2015年2月15日。https://lmusic.tokyo/news/feature/interview29。2018年9月29日閲覧。
- ^ “東日本大地震救済支援コンピレーション・アルバム『Play for Japan vol.7〜vol.10』”. OTOTOY (2011年4月1日). 2018年10月22日閲覧。
- ^ “岡山のカフェ・LIVEスペース城下公会堂が企画したコンピ音源を2作品同時リリース”. BARKS. ジャパンミュージックネットワーク (2021年9月21日). 2021年11月13日閲覧。
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シングル | |
スタジオ・アルバム |
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ベスト・アルバム | |
自主制作盤 | |
ライブ会場・通販限定CD |
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映像作品 | |
共同アルバム |
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関連項目 | |
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