アル・コーラン

アル・コーラン(Al Koran、1914年 - 1972年)は、イギリス生まれの、奇術師。主にメンタリスト(メンタルマジックを演じる奇術師)としてステージに立った。

もともとは美容師であったが、趣味の奇術熱が高じて、29歳のときプロへ転向。イギリスで活躍した後、1969年にかねてから憧れていたアメリカへ移住。シカゴのナイトクラブなどで演技した。

観客から借り受けた指輪が消えてマジシャンのキーケースから出現するマジック(リング・フライト[1]や、奇跡的な予言マジックなど、オリジナルマジックを多数考案。「アル・コーラン・デック」のように、自身の名が冠されたトリックもある。

コーランの演目は、そのほとんどが書物で知ることができる。

アメリカ移住後は、『エド・サリバン・ショー』などにも出演し賞賛を浴びた。

参考文献

脚注

  1. ^ 『世界のマジシャン・フーズフー』124頁。
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