シルス湖
シルス湖 Silsersee Lej da Segl | |
---|---|
プラウン・ダ・レイからチャステ半島を望む | |
シルス湖 シルス湖 | |
位置 | スイスグラウビュンデン州エンガディン |
座標 | 北緯46度25分0秒 東経9度43分51秒 / 北緯46.41667度 東経9.73083度 / 46.41667; 9.73083座標: 北緯46度25分0秒 東経9度43分51秒 / 北緯46.41667度 東経9.73083度 / 46.41667; 9.73083 |
主な流入 | イン川 |
主な流出 | イン川 |
国 | スイス |
延長 | 5 km |
面積 | 4.1 km2 |
平均水深 | 35 m |
最大水深 | 71 m |
水量 | 137百万m3 |
滞留時間 | 2.2年 |
水面標高 | 1,797 m |
島 | チャヴィオラス島(英語版) |
主な沿岸自治体 | シルス・マローヤ |
テンプレートを表示 |
シルス湖(シルスこ、ドイツ語: Silsersee、ロマンシュ語: Lej da Segl)は、スイス連邦グラウビュンデン州オーバーエンガディンの谷にある湖。湖名は所在地の村シルスに由来する。海抜1797メートルに位置し、マローヤ街道(英語版)とシルヴァプラーナ湖の間にある。
湖面の面積は4.1平方キロメートルで、エンガディン地方では最大の湖である。また、標高1000メートル以上にある、天然のアルプスの湖としても最大である[1]。シルヴァプラーナ湖と同様、有史以前の天然ダムとして形成された[2]。
木の多いチャステ半島(Chastè peninsula)が湖の北東端から湖に突き出ている。この半島の端には、フリードリヒ・ニーチェの『ツァラトゥストラはかく語りき』の一節が刻まれた銘板がある。半島の近くには、木が生い茂ったチャヴィオラス島(英語版)という名の湖内最大の島が浮かぶ。冬には毎年開催されるエンガディンスキーマラソン(英語版)のクロスカントリーコースが湖を横切る。
6月末から9月末にかけて渡し船が1日に4便就航しており、これはヨーロッパでは最も標高の高いところで運航されている公共渡船の1つとなっている[3]。
シルス湖畔にはシルスとマローヤの2つの大きな村落がそれぞれ湖の東端と西端に位置する。ほかにカドレフ(Cadlägh)、イゾラ、プラウン・ダ・レイ(Plaun da Lej)の小さな村落が見られる。
脚注
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、シルス湖に関するカテゴリがあります。
- オーバーエンガディンの谷の湖 in Romansh, German, French and Italian in the online Historical Dictionary of Switzerland.
- シルス湖の水位 - Sils Baselgia(英語)
- 表示
- 編集