デンマーク・ワッデン海諸島
デンマーク・ワッデン海諸島(デンマーク・ワッデンかいしょとう、デンマーク語: Vadehavsøer)は、デンマークの諸島。ユトランド半島西岸沖にあり、北海上の島嶼である。地形的にはフリースラント諸島に連なるものであり、その一部と捉えられることもあるが、フリース人が居住したことがなかったことから、歴史的にはフリースラント諸島に含まれない。行政面では全域が南デンマーク地域に属する。
一帯には干潟、塩性湿地、汽水域と淡水の湿地が多く、ムール貝、鰭脚類やシュバシコウ、ハマシギ、エリマキシギなどの水鳥が生息している。1987年にラムサール条約登録地となった[1]。
島の一覧
- ファノ島(デンマーク語版)(Fanø)
- マンデ島(デンマーク語版)(Mandø)
- レム島(Rømø)
この他に、ユオドサンド(デンマーク語版)(Jordsand)やコレサンド(デンマーク語版)(Koresand)などの砂州がある。
脚注
- ^ “Vadehavet | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2012年1月1日). 2023年2月21日閲覧。
外部リンク
- Wadden Sea National Park
- Vadehavet | Ramsar
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