ラグビートンガ代表

ラグビートンガ代表
ユニオン トンガラグビー協会
愛称 イカレ・タヒ
エンブレム 鳩とオリーブ
ヘッドコーチ テヴィタ・ツイフア(英語版)
主将 シアレ・ピウタウ
最多キャップ ニリ・ラトゥ (54)
最多得点選手 カート・モラス (338)
最多トライ選手 フェトゥウ・ヴァイニコロ (15)
ファースト
ジャージ
セカンド
ジャージ
初国際試合
 トンガ 9 – 6 フィジー 
(1924年8月15日)
最大差勝利試合
 トンガ 119 – 0 韓国 
(2003年3月22日)
最大差敗戦試合

 ニュージーランド 102 – 0 トンガ 
(2000年6月16日)

 ニュージーランド 102 – 0 トンガ 
(2021年7月3日)
ラグビーワールドカップ
出場回数 9 (1987年初出場)
最高成績 プール戦3位 (1995, 2007, 2011)
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ラグビートンガ代表は、トンガラグビー協会によるラグビーユニオンナショナルチームである。愛称は「イカレ・タヒ」(海鷲)である。

概要

フィジーサモアとともにパシフィック・トライネイションズを形成し、1984年1994年の2度優勝した。1995年にはスーパーラグビーの前身大会となるスーパー10に出場。

オセアニアのW杯参加経験国で唯一決勝トーナメントに進んでいないが、2011年大会フランス代表から歴史的な勝利を挙げた。

2006年からパシフィック・ネイションズカップに参加している。

ウォークライはシピタウ。

2022年1月から、ワールドラグビーにより代表資格に関する新たなルールが加わった。これにより、他国代表としての出場から36カ月以上が経過した選手は、本人または両親か祖父母が生まれた国の代表に変更できることになった[1]。トンガのほか、フィジーやサモアなど南太平洋諸国の選手が経済的事情などで外国へ流出している状況への配慮となる[1]

新しい代表資格ルール適用により、イズラエル・フォラウ(元オーストラリア代表Cap73)、ロペティ・ティマニ(同Cap12)、マラカイ・フェキトア(元ニュージーランド代表Cap24)、チャールズ・ピウタウ(同Cap17)らが、2022年からトンガ代表として出場している[2][3][4]

ワールドカップの成績

選手

現在の代表

トンガ代表スコッド[5]

  • ヘッドコーチ : トンガの旗 テヴィタ・ツイフア(英語版)
選手 ポジション 誕生日 (年齢) キャップ チーム
ソロモネ・アニセコ フッカー (1997-03-08) 1997年3月8日(27歳) 0 イングランドの旗 マールボロRFC
セコぺ・ロペティモリ フッカー (1996-08-12) 1996年8月12日(27歳) 1 ニュージーランドの旗 モウテーレRFC
ソセフォ・サカリア フッカー (1991-12-14) 1991年12月14日(32歳) 16 トンガの旗 コロモトゥッア
ジェスロ・フェレミ プロップ (1994-01-01) 1994年1月1日(30歳) 9 ニュージーランドの旗 ノースショアRFC
イシケリ・フコフカ プロップ 1 ニュージーランドの旗 ペトネRC
タウ・コロアマタンギ(英語版) プロップ (1995-01-03) 1995年1月3日(29歳) 11 ニュージーランドの旗 モアナ・パシフィカ
ブレッド・レウイラ プロップ 0 オーストラリアの旗 マンリー・マーリンズ
ベン・タメイフナ プロップ (1991-08-30) 1991年8月30日(32歳) 34 フランスの旗 ユニオン・ボルドー・ベグル
アダム・コールマン ロック (1991-10-07) 1991年10月7日(32歳) 4[注釈 1] フランスの旗 ユニオン・ボルドー・ベグル
ケレメテ・フィナウフェトゥイ ロック 2 ニュージーランドの旗 パパトエトエ
ハリソン・マタール ロック (1994-01-01) 1994年1月1日(30歳) 4 オーストラリアの旗 イースタン・サバーブスAFC
カウフォノンガ・タウシンガ ロック 0 ニュージーランドの旗 ウエスタン・シャークス
シオネ・タイヒフォ バックロー 0 ニュージーランドの旗 クメウ
ロトゥ・イニシ(英語版) バックロー (1999-04-26) 1999年4月26日(25歳) 3 ニュージーランドの旗 モアナ・パシフィカ
フォトゥ・ロコトゥイ バックロー (1992-03-19) 1992年3月19日(32歳) 18 フランスの旗 SUアジャン
ジョシュ・カイファ(英語版) バックロー (1992-07-21) 1992年7月21日(31歳) 1 ニュージーランドの旗 ホークスベイ
ハパクキ・モアラリアヴァ バックロー (1996-11-09) 1996年11月9日(27歳) 1 ニュージーランドの旗 マヌレワ
シオネ・タカイ バックロー 0 ニュージーランドの旗 パクランガ・ユナイテッド
ヴィリアミ・タウラニ(英語版) バックロー (1997-01-17) 1997年1月17日(27歳) 4 ニュージーランドの旗 マヌレワ
アイシー・ヘイロー(英語版) スクラムハーフ (1993-06-29) 1993年6月29日(31歳) 6 ニュージーランドの旗 モアナ・パシフィカ
シアオイ・ナイ スクラムハーフ (1999-09-19) 1999年9月19日(24歳) 0 アメリカ合衆国の旗 アンセム・ラグビー・カロライナ
マヌ・パエア(英語版) スクラムハーフ (2001-09-17) 2001年9月17日(22歳) 5 ニュージーランドの旗 モアナ・パシフィカ
ジェームズ・ファイバ フライハーフ (1994-06-13) 1994年6月13日(30歳) 20 オーストラリアの旗 ウエストハーバー
セミシ・マアシ フライハーフ (2001-01-18) 2001年1月18日(23歳) 1 ニュージーランドの旗 ヒヒフォ・ラグビー
テイラー・プリニー フライハーフ 0 ニュージーランドの旗 クメウ
マラカイ・フェキトア センター (1992-05-10) 1992年5月10日(32歳) 12[注釈 2] イタリアの旗 ベネットン
ヴィリアミ・ファイン(英語版) センター (1997-12-01) 1997年12月1日(26歳) 2 ニュージーランドの旗 モアナ・パシフィカ
ニコライ・フォリアキ(英語版) センター (1997-12-25) 1997年12月25日(26歳) 4 オーストラリアの旗 ウェスタン・フォース
ファイン・イニシ(英語版) センター (1998-05-19) 1998年5月19日(26歳) 10 ニュージーランドの旗 モアナ・パシフィカ
フェトゥリ・パエア(英語版) センター (1994-08-16) 1994年8月16日(29歳) 6 イタリアの旗 ゼブレ・パルマ
エサウ・フィリモエヘア ウイング 0 ニュージーランドの旗 カラカ
タニエラ・フィリモネ ウイング (1999-06-01) 1999年6月1日(25歳) 1 アメリカ合衆国の旗 ニューオーリンズ・ゴールド
ホセア・サウマキ ウイング (1992-05-10) 1992年5月10日(32歳) 4 日本の旗 クリタウォーターガッシュ昭島
ジョン・タプエルエル ウイング (1999-04-07) 1999年4月7日(25歳) 0 ニュージーランドの旗 クメウ
サム・トゥイトゥポウ ウイング 0 トンガの旗 7人制トンガ代表
テルサ・ベアイヌ フルバック (1990-12-26) 1990年12月26日(33歳) 13 イングランドの旗 セール・シャークス

※所属、 キャップ数(Cap)は2024年7月15日現在

歴代の主な代表選手

ワールドラグビー男子ランキング

ワールドラグビーが発表するデータにもとづく。

上位30チーム(2024年7月15日時点)[6]
順位 変動* チーム ポイント
1 増減なし  南アフリカ共和国 093.11
2 増減なし  アイルランド 092.12
3 増減なし  ニュージーランド 090.37
4 増減なし  フランス 086.96
5 増減なし  イングランド 085.40
6 増減なし  スコットランド 082.82
7 増減なし  アルゼンチン 081.64
8 増加1  イタリア 078.98
9 減少1  オーストラリア 078.70
10 増減なし  フィジー 077.44
11 増減なし  ウェールズ 076.04
12 増加2  ジョージア 074.36
13 増減なし  サモア 073.65
14 減少2  日本 072.63
15 増加1  ポルトガル 070.61
16 減少1  トンガ 070.58
17 増減なし  ウルグアイ 067.39
18 増減なし  アメリカ合衆国 066.01
19 増減なし  スペイン 064.37
20 増減なし  ルーマニア 062.62
21 増加1  カナダ 061.87
22 減少1  チリ 061.39
23 増減なし  ナミビア 060.23
24 増減なし  香港 059.52
25 増減なし  ロシア 058.06
26 増減なし  スイス 057.44
27 増減なし  オランダ 057.29
28 増減なし  ベルギー 055.63
29 増減なし  ブラジル 055.37
30 増減なし  ジンバブエ 052.43
*前週からの変動
トンガのランキングの推移

生のグラフデータを参照/編集してください.

出典: ワールドラグビー[6]
推移グラフの最終更新: 2024年7月15日


脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ オーストラリア代表通算38キャップ
  2. ^ ニュージーランド代表通算24キャップ

出典

  1. ^ a b “国代表資格変更が可能に。元NZ代表らに太平洋諸国が注目、元豪代表フォラウにはトンガ熱視線 - ラグビーリパブリック” (2021年11月25日). 2023年7月22日閲覧。
  2. ^ “トンガがプレーオフ制しW杯出場権獲得、プールBは死の組に。香港は敗者復活戦で残り1枠争う - ラグビーリパブリック” (2022年7月23日). 2023年7月24日閲覧。
  3. ^ “フォラウがゴールドから赤に変更で国際舞台復帰 トンガ代表デビューを果たす - ラグビーリパブリック” (2022年7月2日). 2023年7月24日閲覧。
  4. ^ “母国トンガのジャージーに変えた元NZ代表フェキトア 次のW杯で日本の難敵になる可能性も - ラグビーリパブリック” (2021年6月22日). 2023年7月24日閲覧。
  5. ^ New team and fresh faces for 'Ikale Tahi squad . Matangi Tonga Online(2024年6月21日). 2024年7月15日閲覧。
  6. ^ a b “Men's World Rankings”. ワールドラグビー. 2024年7月15日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • トンガラグビー協会
Tier 1
Tier 2
Tier 3-1
Tier 3-2
  • アメリカ領サモア
  • アンドラ
  • アラブ首長国連邦
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