ルイヨウボタン

ルイヨウボタン
 福島県会津地方
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperm
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
: キンポウゲ目 Ranunculales
: メギ科 Berberidaceae
: ルイヨウボタン属 Caulophyllum
: ルイヨウボタン C. robustum
学名
Caulophyllum robustum
Maxim. (1859)
シノニム

Caulophyllum thalictroides (L.) Michx. subsp. robustum (Maxim.) Kitam. (1962)

和名
ルイヨウボタン

ルイヨウボタン(類葉牡丹、Caulophyllum robustum)は、メギ科ルイヨウボタン属多年草。葉の形がボタンの葉に似ているのでこの名がつく。


特徴

高さは40 - 70cm。に毛はない。葉は2 - 3回3出複葉。花期は4 - 6月で、の径は8 - 10mmで、10個内外が集散状につく。萼片は6枚で黄緑色、花弁よりはるかに大きく、花弁と見間違うほどである。花弁は6枚で、小さく、雄蕊6本と重なり合うように付いている。秋に黒紫色の液果状の種子をつける。

分布と生育環境

樺太ウスリー中国朝鮮半島日本に分布する。

日本では、北海道本州四国九州に分布し、深山の落葉広葉樹林の林床に生育する。

参考文献

  • 佐竹義輔大井次三郎北村四郎他編『日本の野生植物 草本Ⅱ離弁花類』、1982年、平凡社
  • 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
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