ルイ・ド・ノアイユ

第4代ノアイユ公爵（フランス語版）ルイ・ド・ノアイユ（フランス語: Louis de Noailles, 4e duc de Noailles、1713年 4月21日ヴェルサイユ - 1793年 8月22日サン＝ジェルマン＝アン＝レー）は、フランス王国の貴族、軍人。1775年、フランス元帥に叙された。

生涯

第3代ノアイユ公爵アドリアーン・モーリス・ド・ノアイユ（英語版）とフランソワーズ・シャルロット・ドービニェ（英語版）の長男として生まれた。1766年に父が死去するまでアヤン公爵（フランス語版）の称号を有し、父が死去するとノアイユ公爵（フランス語版）を継承した^[1]。

ポーランド継承戦争、オーストリア継承戦争、七年戦争に参戦した。特段軍功を立てたわけではなかったが、1775年にフランス元帥に叙された^[1]。1789年にサン＝ジェルマン＝アン＝レー城主に任命され、フランス革命が勃発後も国外への逃亡を拒否したが、革命がクライマックスに達する前の1793年8月に老衰で亡くなったためギロチンを逃れた^[1]。

1737年2月25日、カトリーヌ・フランソワーズ・シャルロット・ド・コッセと結婚して2男2女をもうけた。

^ ^a ^b ^c Chisholm, Hugh, ed. (1911). "Noailles" . Encyclopædia Britannica (英語). Vol. 19 (11th ed.). Cambridge University Press. pp. 722–723.

フランスの爵位
先代アドリアーン・モーリス・ド・ノアイユ（英語版）	ノアイユ公爵（フランス語版） 1766年 - 1793年	次代ジャン＝ルイ＝ポール＝フランソワ・ド・ノアイユ（英語版）
新設	アヤン公爵（フランス語版） 1737年 - 1766年	次代ジャン＝ルイ＝ポール＝フランソワ・ド・ノアイユ（英語版）