三ツ口駅

曖昧さ回避 この項目では、北陸鉄道能美線にあった三ツ口駅について説明しています。北陸鉄道浅野川線の駅については「三口駅」をご覧ください。
三ツ口駅
みつくち
Mitsukuchi
宮竹 (0.8 km)
(1.0 km) 加賀岩内
地図
所在地 石川県能美郡辰口町三ツ口町
北緯36度27分7.9秒 東経136度34分45.7秒 / 北緯36.452194度 東経136.579361度 / 36.452194; 136.579361座標: 北緯36度27分7.9秒 東経136度34分45.7秒 / 北緯36.452194度 東経136.579361度 / 36.452194; 136.579361
所属事業者 北陸鉄道
所属路線 能美線
キロ程 4.4 km(鶴来起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1925年大正14年)6月5日
廃止年月日 1980年昭和55年)9月14日
備考 路線廃止に伴う廃駅
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三ツ口駅(みつくちえき)は、石川県能美郡辰口町三ツ口町(現・能美市)に位置していた、北陸鉄道能美線廃駅)である。

浅野川線にも同音の三口駅が存在し、1980年に当駅が廃駅となるまでは、私鉄としては一事業者に同音の駅名が複数存在する唯一の例であった。

歴史

駅構造

片面ホームの1面1線を有する地上駅である。ホーム上には木造の待合室があった。終始無人駅だった[1][3]

地元では、当駅近くを通過する電車のレールがきしむ音で正確な時刻を知らせる、時計台のような役割をしてくれていたという[3]

現状

現在、廃線跡はヘルスロードとして整備されており、並木が続いているが、駅跡は再整備されていない[3]

隣の駅

北陸鉄道
能美線
宮竹駅 - 三ツ口駅 - 加賀岩内駅

脚注

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注釈

  1. ^ 前年の1945年に「三口駅」のある浅野川電気鉄道が北陸鉄道に合併され北鉄浅野川線になり、同一事業者に同名の駅名が複数存在することになったための措置とされている[3]

出典

  1. ^ a b RM LIBRARY 230 北陸鉄道能美線(寺田裕一・著 ネコ・パブリッシング 2018年10月1日初版)p.42
  2. ^ 日本鉄道旅行地図帳新潮社)6号「北信越」p.28( ISBN 9784107900241 )
  3. ^ a b c d “能美電ものがたり” (PDF). 能美市. p. 17 (2014年3月). 2020年3月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月16日閲覧。

関連項目