上州街道

上州街道(じょうしゅうかいどう)は、北国街道上田から上信国境の鳥居峠に至る脇街道。鳥居峠から先上野(群馬県)に入ると信州街道(長野街道)と名を変え、中山道高崎まで続く。

概要

信州街道〜上州街道のルートは、中山道・北国街道で結ばれる高崎上田間のバイパスとして利用された。また、鳥居峠で分かれる大笹街道を利用することで、善光寺方面への最短経路にもなった。

現在の上州街道

国道144号標識
国道144号標識
国道406号標識
国道406号標識

上州街道のルートは国道144号(群馬県内「信州街道」は国道406号)が踏襲しており、同国道の通称となっている。そのうち特に住吉交差点(上田市住吉)〜住吉北交差点(同)にはしなの木通りという愛称が付されている。

上田市街地と上信越自動車道上田菅平ICとを結ぶ幹線道路として、また、菅平高原へと至る観光道路として機能している。

ほぼ全線が2車線のつづら折れの道路だが、インターチェンジへのアクセス道路として住吉交差点〜上野交差点は近年4車線に拡幅された。真田町長地籍では、1972年昭和47年)に廃止された上田交通真田傍陽線の廃線敷を利用したバイパス(真田バイパス)を経由している。

交差・接続する路線

鳥居峠(長野・群馬県境)
信州街道大笹関所(嬬恋村
信州街道大戸関所(東吾妻町

沿道・周辺

国道144号沿いにある「ゆきむら夢工房」(長野県上田市)

戦国大名真田氏発祥の地である真田町を抜けており、近隣には史跡が点在する。

  • 砥石米山城
  • 真田氏発祥の郷碑
  • 真田氏館跡
    • 真田氏博物館
  • 上田市役所真田地域自治センター(旧 真田町役場)
  • 真田温泉ふれあいさなだ館
  • 真田氏本城跡
  • 渋沢温泉
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