久間村

くまむら
久間村
廃止日 1956年9月1日
廃止理由 新設合併
塩田町、久間村五町田村 → 塩田町
現在の自治体 嬉野市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 佐賀県
藤津郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 5,337
(国勢調査、1955年)
隣接自治体 五町田村、塩田町、武雄市杵島郡白石町・有明村
久間村役場
所在地 佐賀県藤津郡久間村
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久間村(くまむら[1])は、佐賀県藤津郡にあった。現在の嬉野市の一部にあたる。

地理

塩田川の中流域に位置していた[2]。西部は虚空蔵山、東部は杵島山の山麓部で、中央部と南部は塩田川とその支流・入江川、八幡川に沿って平地が所在[2]

歴史

  • 江戸時代蓮池藩領で塩田郷に属した[2]。ただし、上久間村の一部は佐賀本藩領として残ったが、慶安2年(1649年)蓮池藩領松浦郡有田郷南川原との交換で蓮池藩領となる[2]
  • 1889年(明治22年)4月1日、町村制の施行により、藤津郡久間村が単独で村制施行し、久間村が発足[1][2]。大字は編成せず[2]
  • 1930年(昭和5年)洋館造の役場庁舎落成[2]
  • 1955年(昭和30年)11月1日、杵島郡有明村大字深浦字牛間田を編入[1][2]
  • 1956年(昭和31年)9月1日、藤津郡塩田町、五町田村と合併し、塩田町が存続して廃止[1][2]。合併後、塩田町大字久間となる[2]

地名の由来

地内と近隣に地名で熊野が存在し、また熊野の里と称していた名残による[2]

産業

  • 農業[2]
  • 産物:米、麦、甘藷、磁器[2]

炭鉱

  • 光武炭鉱(戦中から戦後)[2]

交通

鉄道

脚注

  1. ^ a b c d 『市町村名変遷辞典』285頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 『角川日本地名大辞典 41 佐賀県』272頁。

参考文献

関連項目