依上村

よりがみむら
依上村
廃止日 1955年3月31日
廃止理由 新設合併
大子町、依上村、上小川村、袋田村、宮川村、下小川村、佐原村、黒沢村、生瀬村大子町
現在の自治体 大子町
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 茨城県
久慈郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
隣接自治体 佐原村、大子町、上小川村
栃木県
依上村役場
所在地 茨城県久慈郡依上村大字下金沢
座標 北緯36度46分49秒 東経140度17分44秒 / 北緯36.78019度 東経140.29547度 / 36.78019; 140.29547座標: 北緯36度46分49秒 東経140度17分44秒 / 北緯36.78019度 東経140.29547度 / 36.78019; 140.29547
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依上村(よりがみむら)は茨城県久慈郡にかつて存在した村である。

地理

  • 現在の大子町の西部に位置する。
  • 村の中央には久慈川の支流押川が流れている。
  • 八溝山地に位置し、村域は山がちな地形になっている。
  • 村は栃木県との県境に位置する。

歴史

村名はかつて存在した依上郷に由来する。依上郷は戦国時代までは陸奥国高野郡(現在の福島県東白川郡の前身)に属していたが、豊臣政権の時に佐竹氏の支配地として常陸国に編入された[1]

村域の変遷

  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、芦野倉村・塙村・田野沢村・上金沢村・下金沢村・相川村・初原村・槇野地村・左貫村が合併し久慈郡依上村が発足。
  • 1890年(明治23年)7月3日 - 依上村の一部(初原・槇野地・左貫)が分立し佐原村が発足。
  • 1955年(昭和30年)3月31日 - 依上村は大子町・袋田村・宮川村・佐原村・黒沢村・生瀬村・上小川村と下小川村の一部(西金・盛金の一部)とともに合併し大子町が発足。依上村は消滅。

変遷表

1868年
以前
明治22年
4月1日
明治23年
7月3日
昭和30年
3月31日
現在
芦野倉村 依上村 依上村 大子町 大子町
塙村
田野沢村
上金沢村
下金沢村
相川村
初原村 佐原村
分立
槇野地村
左貫村

大字

  • 芦野倉(あしのくら)
  • 塙(はなわ)
  • 田野沢(たのさわ)
  • 上金沢(かみかねさわ)
  • 下金沢(しもかねさわ)
  • 相川(あいかわ)

人口・世帯

人口

総数 [単位: 人]

1891年(明治24年) 2,317
1914年(大正 3年) 3,168
1920年(大正 9年) 3,122
1935年(昭和10年) 3,463
1950年(昭和25年) 4,291

世帯

総数 [単位: 世帯]

1920年(大正 9年) 675
1935年(昭和10年) 597
1950年(昭和25年) 736

脚注

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  1. ^ 『日本歴史地名大系 7 福島県の地名』(平凡社、1993年)「依上郷」より

参考文献

関連項目

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