塚本綾

獲得メダル
日本の旗 日本
柔道
世界ジュニア
2018 ナッソー 73kg級
世界ジュニア団体戦
2018 ナッソー 73kg級
2019 マラケシュ 73㎏級

塚本 稜(つかもと りょう、1999年8月13日 - )は、熊本県出身の、日本柔道選手。階級は73kg級。身長165cm。組み手は左組み。得意技は内股[1]

経歴

一心館小山道場に所属していた小学校6年の時に全国小学生学年別柔道大会50kg級に出場するも2回戦で敗れた[2]天明中学3年の時に全国中学校柔道大会73kg級の3回戦で敗れた[1]。上京して日体荏原高校へ進むと、1年の時には全国高校選手権の団体戦で1年先輩の藤原崇太郎などとともに活躍してチームの初優勝に貢献した[3]。2年の時には金鷲旗インターハイ団体戦の決勝でともに国士舘高校に敗れて2位だった。全国高校選手権の団体戦では5位だった[4]。3年の時にはインターハイ73kg級で3位になった。2018年には日体大へ進学すると、1年の時には全日本ジュニアで優勝した[5]世界ジュニアでは準決勝でロシアのダビド・ガモソフと対戦して技ありを先取されるも、終了直前に技ありを取り返すと、GSに入った直後に肩車で技ありを取って逆転勝ちした。決勝ではトルコのビラル・チログルと対戦して技ありを先取するも、終了直前に技ありを取り返されると、GSに入ってから隅返で逆転負けを喫して2位にとどまった[6][7]世界ジュニア団体戦では決勝のブラジル戦のみの出場となったが、片手絞で勝利してチームの優勝に貢献した[8][9]。2年の時には優勝大会で3位になった[10]。全日本ジュニアでは2連覇を達成した[11]世界ジュニアでは初戦でロシアの選手に技ありで敗れた[12]。団体戦では準決勝まで一本勝ちするが、決勝のロシア戦で反則負けするも、チームは優勝を飾った[13]。4年の時にはグランドスラム・バクーに出場するも、2回戦で東京オリンピック銅メダリストであるモンゴルのツェンドオチル・ツォグトバータルに反則負けを喫した[14]。2022年4月からはパーク24の所属となった[1]体重別では決勝で同じ会社の先輩である橋本壮市に反則負けした[15]

 戦績 

(出典[1]、JudoInside.com)。

脚注

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  1. ^ a b c d 「柔道全日本強化選手名鑑 2022」」近代柔道 ベースボールマガジン社、2022年4月号
  2. ^ 「第33回全国少年柔道大会」近代柔道 ベースボールマガジン社、2011年10月号 100頁
  3. ^ 「第38回全国高等学校柔道選手権大会」近代柔道 ベースボールマガジン社、2016年5月号 15頁
  4. ^ 「第65回全国高等学校柔道大会」近代柔道 ベースボールマガジン社、2016年9月号 22頁、40頁
  5. ^ 平成30年度全日本ジュニア柔道体重別選手権大会
  6. ^ 舟久保遥香、武田亮子が優勝 世界ジュニア選手権 - 柔道 日刊スポーツ 2018年10月19日
  7. ^ Japan, Italy and Turkey take the spoils on day two
  8. ^ 日本、混合団体で優勝=柔道世界ジュニア 時事通信 2018年10月22日
  9. ^ Japan are crowned mixed team champions in the Bahamas
  10. ^ 全日本学生柔道優勝大会
  11. ^ 塚本、浦が連覇=柔道全日本ジュニア 時事通信 2019年9月14日
  12. ^ World Junior Championships 2019
  13. ^ Word Team Championship Juniors 2019
  14. ^ Baku Grand Slam 2021
  15. ^ 2022年全日本選抜柔道体重別選手権大会

外部リンク

  • 塚本綾 - JudoInside.com のプロフィール(英語)