大山海
大山 海 | |
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生誕 | (1996-12-28) 1996年12月28日(27歳) 日本・奈良県 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 2015年 - |
ジャンル | ガロ系 |
受賞 | 第17回アックスマンガ新人賞佳作(『頭部』) |
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大山 海(おおやま かい、1996年12月28日 - )は日本の漫画家。奈良県出身[1]。
来歴
幼稚園時代は他の子に比べて落ち着きがなく、あまのじゃくで母親を悩ましていた。このころの夢はお坊さん。
小学4年で名古屋に引っ越す。担任の先生が、芸術系の学校に行かせてはと母親に助言。
中学に上がると友達がみんな不良になり、やんわりといじめられていた。父親の転勤で、中二の時奈良に戻るも友達が1人もできず、ますます陰気臭くなった。このころつげ義春の漫画に出会い衝撃を受ける。
中学3年では成績が下から2番目、持久走は最下位、中間テストは5教科500点中、86点でどこの高校に行けば良いか悩む。
美術系の高校に上がると成績が上がり、2015年、推薦で日本大学芸術学部文芸学科に入学[1]。
2015年、17歳のときに初めて描いたマンガ『頭部』が、第17回「アックスマンガ新人賞」佳作として受賞してデビュー[2]。
2015年10月31日と11月1日に開催された『アックス』の作家が出演するイベント「高円寺フェス2015」にて、トークショーに登壇[3]。
2017年8月には『東京市松物語』の単行本の発売を記念し、『アックス』VOL.118にて大山の特集「おれ、征く。ひとりで、征く」が組まれた[4][5]。特集ではみうらじゅんと対談し、「こじらせの逆襲」というコーナーが掲載[5]。単行本の帯には銀杏BOYZの峯田和伸からコメントが寄せられている[6]。
2018年12月よりウェブ漫画雑誌『トーチweb』(リイド社)にて『奈良へ』を連載[7]。2021年11月より同サイトにて、上梨裕奨の原案によるシェアハウスを題材とした『令和元年のえずくろしい』の連載を開始[8]。
作品リスト
書籍
- 『東京市松物語』(青林工藝舎、2017年9月22日発売[6]、ISBN 978-4883794393[9])
- 『奈良へ』(『トーチweb』2018年12月8日[7] - 連載、リイド社、2021年6月25日発売[10]、ISBN 978-4845860913)
- 『令和元年のえずくろしい』(原案:上梨裕奨、『トーチweb』2021年11月4日[8] - 2023年10月7日連載[11]、リイド社、2023年10月14日発売[12])
単行本未収録
- はにま通信(『トーチweb』2023年12月8日[13] - )
寄稿
- つげ義春 生誕80周年記念 祝・トリビュート!(『アックス』VOL.119[14]) - トリビュートイラスト[14]
出典
- ^ a b 『東京市松物語』p217 本人プロフィールから(青林工藝舎 2017年)ISBN 978-4883794393
- ^ 「アックス」VOL.118 特集:大山海「おれ、征く。ひとりで、征く」(青林工藝舎 2017年8月)ISBN 978-4883794386
- ^ “大橋裕之・島田虎之介らアックス作家陣が多数参加するイベント、高円寺にて”. コミックナタリー (ナターシャ). (2015年10月29日). https://natalie.mu/comic/news/164289 2021年6月26日閲覧。
- ^ (青林工藝舎 2017年8月)ISBN 978-4883794386
- ^ a b “アックスで大山海の特集、みうらじゅんが表現者としてアドバイス”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年8月25日). https://natalie.mu/comic/news/246201 2021年6月26日閲覧。
- ^ a b “冴えない大学生と150年前から蘇った奇妙な少女の青春「東京市松物語」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年9月22日). https://natalie.mu/comic/news/249859 2021年6月26日閲覧。
- ^ a b “東大寺、法隆寺……名所旧跡で繰り広げられるどん詰まりの群像劇「奈良へ」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年12月8日). https://natalie.mu/comic/news/311364 2021年6月26日閲覧。
- ^ a b “「奈良へ」大山海の新連載は男女の過激な青春描くシェアハウス物語、トーチで始動”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年11月4日). https://natalie.mu/comic/news/452174 2021年11月4日閲覧。
- ^ 解説:町田康「小さき者達の大きな叫び(ロック)」『東京市松物語』p.218 - 222
- ^ “古都・奈良で繰り広げられる群像劇はやがて…大山海「奈良へ」、解説は町田康”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年6月25日). https://natalie.mu/comic/news/434253 2021年6月26日閲覧。
- ^ トーチweb 2023年10月13日のツイート、2023年12月8日閲覧。
- ^ “暴力、怠惰、嫉妬…大山海が描く地獄のシェアハウス群像劇「令和元年のえずくろしい」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年12月8日). https://natalie.mu/comic/news/544953 2023年12月8日閲覧。
- ^ “「奈良へ」大山海の新連載は奈良で展開する青春グラフィティ、「はにま通信」開幕”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年12月8日). https://natalie.mu/comic/news/552335 2023年12月8日閲覧。
- ^ a b “アックスつげ義春特集で林静一、池上遼一、南伸坊が座談会、寄稿イラストも”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年10月25日). https://natalie.mu/comic/news/254175 2021年6月26日閲覧。
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