奇蹟のニューヨーク・ライヴ

食道がんを克服した小澤が、2010年 12月14日にニューヨークのカーネギーホールでサイトウ・キネン・オーケストラを率いてブラームスの交響曲第1番を演奏したライブ音源を収録している。リリース開始からわずか3日で1万枚を突破する売り上げで^[1]、銀座の山野楽器本店では、長蛇の列を作る程の盛況ぶりだった^[2]。2011年2月7日付オリコンウィークリーチャートでは14位を獲得した。なお、小澤征爾作品のTOP20入りは、2002年にリリースした『ニューイヤー・コンサート2002』以来8年2ヵ月ぶり^[3]。

収録曲

交響曲第1番ハ短調作品68 第1楽章：Un poco sostenuto - Allegro [13:38]
交響曲第1番ハ短調作品68 第2楽章：Andante sostenuto [9:03]
交響曲第1番ハ短調作品68 第3楽章：Un poco allegretto e grazioso [4:53]
交響曲第1番ハ短調作品68 第4楽章：Adagio - Piu andante - Allegro non troppo,ma con brio [17:55]

脚注

[脚注の使い方]

^ 産経ニュース (2011年1月29日). “小澤征爾さんの復活公演ＣＤ、３日間で１万枚突破の勢い　「元気をもらった」の声も”. 2011年2月5日閲覧。
^ リッスンジャパン (2011年1月27日). “「世界のオザワ」復活CDに長蛇の列”. 2011年2月5日閲覧。
^ CDジャーナル (2011年2月4日). “小澤征爾への応援メッセージを募集中！”. 2011年2月5日閲覧。

外部リンク

ユニバーサル・クラシックによる紹介ページ

表話編歴 Billboard JAPANクラシック・アルバム・セールス・チャート「Top Classical Albums」第1位（2011年2月7日-2月21日付:3週連続・4月4日-11日付:2週連続(通算5週)）
1月	3日 for（宮本笑里） 10日-17日(合算週) Daisuke Takahashi 2010〜2011 Season（オムニバス） 24日チャイコフスキー:弦楽セレナード/モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク（小澤征爾、サイトウ・キネン・オーケストラ） 31日ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」（ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、バイロイト祝祭管弦楽団）
2月	7日・14日・21日奇蹟のニューヨーク・ライヴ（小澤征爾、サイトウ・キネン・オーケストラ） 28日モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番第24番（内田光子）
3月	7日・14日モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番第24番（内田光子） 21日・28日チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番（辻井伸行、佐渡裕）
4月	4日・11日奇蹟のニューヨーク・ライヴ（小澤征爾、サイトウ・キネン・オーケストラ） 18日 Singularity-シンギュラリティ（特異点）-（ピアニート公爵） 25日ピアノ・スパシアル（レ・フレール）
5月	2日・9日ニュー・サウンズ・イン・ブラス2011（東京佼成ウインドオーケストラ） 16日・23日・30日生命の奇跡（リベラ）
6月	6日生命の奇跡（リベラ） 13日惑星 Ultimate Edition（冨田勲） 20日 KIYARI（TSUKEMEN） 27日奇蹟のニューヨーク・ライヴII ベルリオーズ:幻想交響曲作品14（小澤征爾）
7月	4日 THIS IS BRASS ブラバン!〜Beat It〜（東京佼成ウインドオーケストラ） 11日・18日・25日佐渡裕ベルリン・フィル・デビューLIVE（佐渡裕、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団）
8月	1日佐村河内守:交響曲第1番 HIROSHIMA（大友直人、東京交響楽団） 8日・15日神様のカルテ〜辻井伸行自作集（辻井伸行） 22日 Takamiy Classics（クラシック） 29日神様のカルテ〜辻井伸行自作集（辻井伸行）
9月	5日・12日・19日・26日神様のカルテ〜辻井伸行自作集（辻井伸行）
10月	3日・10日神様のカルテ〜辻井伸行自作集（辻井伸行） 17日・24日・31日プレリュード（村治佳織）
11月	7日・14日日本のうた（千住真理子） 21日浅田真央スケーティング・ミュージック 2011-12（クラシック） 28日アヴェ・マリア（千住真理子）
12月	5日アヴェ・マリア（千住真理子） 12日・19日アヴェ・マリア（森麻季） 26日日本のうた（千住真理子）
2009 2010 2011 2012 2013