実検

曖昧さ回避 実験」とは異なります。

実検(じっけん)とは、物事の状況を実際に調査・確認すると言うこと。

具体的に挙げれば、朝儀公事に際して必要な場所・人員・物資が確保されているかを確認すること、合戦の戦功に関する報告が正しいか確認すること(首実検・疵実検)、裁判における裁判機関による現場検証(特に境相論では実検が裁判機関の職権で行われた)、中世における土地調査(検注)などが挙げられる。

参考文献

  • 羽下徳彦「実検」(『日本史大事典 3』(平凡社、1993年) ISBN 978-4-582-13104-8)

関連項目

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