寄神社

寄神社

本殿

地図
所在地 神奈川県足柄上郡松田町寄2547
位置 北緯35度23分50.5秒 東経139度8分21.1秒 / 北緯35.397361度 東経139.139194度 / 35.397361; 139.139194 (寄神社)座標: 北緯35度23分50.5秒 東経139度8分21.1秒 / 北緯35.397361度 東経139.139194度 / 35.397361; 139.139194 (寄神社)
主祭神 弥勒大神ほか
社格 村社
創建 不明
例祭 3月第1土曜日
地図
寄神社の位置(神奈川県内)
寄神社
寄神社
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寄神社(やどりきじんじゃ)は、神奈川県足柄上郡松田町寄にある神社。旧社格は村社

歴史

詳細な創建時期は不明であるが[1]、かつては「弥勒寺」の名称の刹であった。『吾妻鏡』によると、1192年建久3年)、鎌倉幕府源頼朝正室であった北条政子の安産祈願のため、相模国の十数社寺に特使を参拝させたとあり、弥勒寺はその一つであったと考えられる[2][3]甲斐国塩山向嶽寺を開いた抜隊得勝が寓居したと伝えられている[4]1909年明治42年)には宇津茂神社・土佐原神社・萱沼神社・大寺神社・中山神社・虫沢神社・宮地神社・萱沼神社の各神社を合祀して、現在の寄神社となった[4]

境内

境内に大イチョウ、鳥居の前にはスギの巨木が植わっている。スギの木は樹齢500年とも600年とも言われ、高さ30mほど、幹周りは約6.4m。1984年には「かながわの名木100選」に選定されている[5]。神社は、現在は秦野市の上秦野神社が管理している[1]

  • 1986年[1]に建立された鳥居
    1986年[1]に建立された鳥居
  • 忠魂碑
    忠魂碑
  • 寄神社の大杉
    寄神社の大杉

祭事

例年、3月の第1土曜日には例祭が行われる[6]1979年に寄祭囃子保存会が結成され[3]、例祭の日に演奏される祭囃子は町の無形文化財となっている[7]

現地情報

所在地
交通アクセス

脚注

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c “寄神社”. 神奈川県神社庁. 2019年2月11日閲覧。
  2. ^ 新編相模国風土記稿 弥勒寺村 弥勒堂.
  3. ^ a b “観光マップ 松田町”. 神奈川県 県西地域県政総合センター (2018年3月1日). 2019年2月11日閲覧。[リンク切れ]
  4. ^ a b “寄神社” (PDF). 松田町図書館. 2019年2月11日閲覧。
  5. ^ “寄地区の自然(1)” (PDF). 2019年2月11日閲覧。
  6. ^ “寄神社例祭”. 松田町経済観光課 (2014年9月11日). 2019年2月11日閲覧。
  7. ^ “寄神社”. 松田町経済観光課 (2014年9月11日). 2019年2月11日閲覧。

参考文献

  • 「大井庄 弥勒寺村 弥勒堂」『大日本地誌大系』 第36巻新編相模国風土記稿1巻之16村里部足柄上郡巻之6、雄山閣、1932年8月。NDLJP:1179198/123。 

外部リンク

  • 寄神社 - 神奈川県神社庁
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