掌隷院
掌隷院 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 장례원 |
漢字: | 掌隷院 |
発音: | チャンネウォン |
日本語読み: | しょうれいいん |
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掌隷院(チャンネウォン)は 、李氏朝鮮において奴婢に関する業務を行う官衙。正三品衙門。世祖13年、西暦1467年設立された。司憲府、漢城府と共に司法三司と呼ばれる。1592年の文禄の役の際、漢城に迫りくる秀吉軍を前に朝鮮国王宣祖は逃亡、これに乗じた朝鮮乱民により、公私奴婢の文籍(身分記録文書)を保存していた掌隷院と刑曹は放火された[1]。英祖4年、西暦1764年刑曹に併合された。
構成
品階 | 官職 | 定員 | 備考 |
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正3品 | 判決事 | 1名 | |
正5品 | 司議 | 3名 | |
正6品 | 司評 | 4名 |
脚注
- ^ 『宣祖修正實録』二十五年(1592)四月晦日
朝鮮王朝の官制 | |||||||||||||
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国王直属 | |||||||||||||
正一品衙門 | |||||||||||||
正二品衙門 |
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首都・四都 |
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六曹属衙門 |
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其他衙門 | |||||||||||||
武職 | |||||||||||||
外職 |
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