春愁の記

春愁の記』(しゅんしゅうのき)は宝塚歌劇団ミュージカル作品。月組[1]公演。

形式名は「王朝ロマン[1]」。15場[1]。副題は「福永武彦作「風のかたみ」より[1]」。

1979年6月29日から8月8日[1](新人公演:7月17日[2])まで宝塚大劇場で公演された。東京では『バレンシアの熱い花』の再演に差し替えとなり未公演であった。

併演作品は『ラ・ベルたからづか[1]』。

解説

※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演のページ[1]を参照

福永武彦の「風のかたみ」を原作とした百鬼夜行平安時代末期を舞台にした作品。

物語

※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演のページ[1]を参照

大望を抱いて上京した次郎信親は、仕える中納言家の萩姫を慕うようになるが、彼女には敵対関係である左大臣の嫡子・安麻呂という想い人がいた。しかし安麻呂は入内の決まった萩姫の想いを、お互いのためと退ける。一方、都を荒らす盗賊・不動丸も萩姫を狙っていた・・・。

主な配役

※「()」の人物は新人公演・配役

スタッフ

  • 脚本・演出:酒井澄夫[1]
  • 音楽[3]寺田瀧雄入江薫
  • 音楽指揮:十時一夫[3]
  • 振付:花柳寿楽[3]
  • 殺陣:二階堂武[3]
  • 装置:荒島鶴吉[3]
  • 衣装[3]:静間潮太郎、中川菊枝
  • 照明:今井直次[4]
  • 音響:松永浩志[4]
  • 小道具:万波一重[4]
  • 効果:川ノ上智洋[4]
  • 演出助手[4]三木章雄中村暁
  • 制作:橋本雅夫[4]
  • 邦楽作曲・笛演奏:藤舎推峰[4]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f g h i 100年史(舞台) 2014, p. 147.
  2. ^ a b c d 100年史(舞台) 2014, p. 296.
  3. ^ a b c d e f 100年史(人物) 2014, p. 198.
  4. ^ a b c d e f g 100年史(人物) 2014, p. 199.

参考文献

  • 表示
  • 編集