梶谷 瑠哉(かじたに りゅうや、1996年7月15日 - )は、栃木県日光市出身の陸上競技選手。専門は長距離走。白鷗大足利高等学校[1]、青山学院大学教育人間科学部教育学科卒業[2]。SUBARU陸上競技部所属。
経歴
- 白鷗大足利高校時代は都道府県対抗駅伝に2度出場。
- 高校卒業後は、原晋監督が率いる青山学院大学陸上競技部・男子長距離ブロックへ入学・在籍。
- 大学2年時の第93回箱根駅伝では1区を担当しトップと4秒差の区間4位。チームの箱根駅伝3連覇に貢献する[3]。
- 大学3年時の第94回箱根駅伝では4区を務めたが区間9位に留まり、チームは往路4連覇を逃した。それでも6区の山下り区間で首位に立ち、結果青学大は箱根駅伝4連覇を達成した[4]。
- 2018年3月の日本学生ハーフマラソンでは、1時間03分20秒の記録で優勝した[5]。
- 大学4年時の第50回全日本大学駅伝では最終8区を担当。監督の原晋は「抑えていけ。残り5kmで上げていけ」と指示を出したが、梶谷は「前半で突っ込めば、相手が戦意を喪失するかなと。気持ちを折ろうと。スローで入り、詰められたら相手に元気が出てしまう」と考え、最初の5kmを14分13秒で突っ込み[6]、2位の東海大学に2分20秒差をつけ同大会2年ぶりの優勝に貢献した[7]。
- 大学生最後となる第95回箱根駅伝では、「華の2区」を担当。3位でタスキを受けると20Kmまで先頭集団に食らいついたものの終盤失速し8位まで後退。区間10位に終わった[8][9]。しかし青学大チームは往路6位と大きく出遅れたのが響いてしまい、翌日は復路優勝を果たしたが、総合2位に留まり箱根駅伝5連覇は成らなかった。
- 大学卒業後はSUBARU陸上競技部に所属。2021年度より主将に就任している[10]。
人物
戦績
主な戦績
大学駅伝戦績
学年(年度) | 出雲駅伝 | 全日本大学駅伝 | 箱根駅伝 |
1年生(2015年度) | 第27回 ー - ー 出走なし | 第47回 ー - ー 出走なし | 第92回 ー - ー 出走なし |
2年生(2016年度) | 第28回 ― - ― 出走なし | 第48回 ー - ー 出走なし | 第93回 1区 - 4位・1時間04分00秒 |
3年生(2017年度) | 第29回 1区 - 8位・23分54秒 | 第49回 3区 - 4位・27分28秒 | 第94回 4区 - 9位・1時間03分39秒 |
4年生(2018年度) | 第30回 ― - ― 出走なし | 第50回 8区 - 3位・58分44秒 | 第95回 2区 - 10位・1時間08分30秒 |
自己記録
- 1500m・・・3分48秒53(2015年5月15日、関東インカレ)
- 5000m・・・13分34秒94(2022年7月16日、ホクレンディスタンスチャレンジ千歳大会)
- 10000m・・・28分02秒27(2022年11月26日、八王子ロングディスタンス)
- ハーフマラソン・・・1時間03分19秒(2018年2月4日、香川丸亀国際ハーフマラソン)
脚注
[脚注の使い方]
- ^ スポーツ報知 箱根駅伝選手名鑑 青山学院大学
- ^ 青山学院大学陸上競技部 長距離ブロック 部員紹介
- ^ 第93回箱根駅伝公式サイト・総合記録
- ^ 第94回箱根駅伝公式サイト・総合記録
- ^ 朝日新聞 箱根4連覇でもモヤモヤ…ハーフで晴らした 青学の梶谷
- ^ 青学大梶谷「無視しちゃった形です」個々が主体的に 日刊スポーツ 2018年11月5日
- ^ 秩父宮賜杯 全日本大学駅伝対抗選手権大会・大会結果
- ^ 青学大遅れ8位 国士舘大2区首位/箱根駅伝 日刊スポーツ 2019年1月2日
- ^ 【箱根駅伝】2区 青学大・梶谷瑠哉、順位落とすも「あとは頼む!」エース・森田歩希の激走につなぐ スポーツ報知 2019年1月2日
- ^ “SUBARU陸上競技部 公式WEBサイト”. 2021年5月3日閲覧。
- ^ 日本学生ハーフマラソン、青学大の梶谷が優勝 駒大の伊勢が2位(スポーツ報知・2018年3月4日記事)
- ^ スポーツ報知 青学大・駅伝メンバー、芸能界最速チームに圧勝・・・TBS系 「オールスター感謝祭」
- ^ 梶谷瑠哉(@ryuya_0715)Twitter(2020年7月30日・20:12更新)
- ^ 青学大で箱根駅伝3度出場・梶谷瑠哉、6年7か月の交際経て結婚…ツイッターなどで発表(スポーツ報知・2020年7月30日記事)
外部リンク
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