渡邊久惠

曖昧さ回避 この項目では、バレーボール選手の渡邊久惠について説明しています。同音異字の格闘家については「渡辺久江」をご覧ください。
渡邊 久惠
Hisae Watanabe
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1992-04-11) 1992年4月11日(32歳)
出身地 日本の旗 埼玉県川越市
ラテン文字 Hisae Watanabe
身長 175cm[1]
体重 68kg[1]
血液型 A[2]
選手情報
愛称 ヒサエ[1]
ポジション OH
指高 224cm[1]
利き手[2]
スパイク 295cm[1]
ブロック 280cm[2]
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渡邊 久惠(わたなべ ひさえ、1992年4月11日 - )は、日本の元女子バレーボール選手[2][3]

来歴

埼玉県川越市出身。3人姉弟の長女(弟が2人いる)。小学校2年のときに友人に誘われてバレーボールを始める[2]

川越市立富士見中学校を経て川越市立川越高等学校に進学。

2011年、東北福祉大学に進学。同学バレーボール部在籍時には、東北大学バレーボールリーグ戦や全日本インカレで活躍。同学バレーボール部監督の佐藤伊知子は渡邊を「大エース」と評した[4][5]

2013年10月6〜13日に渡って中国天津で開催された第6回東アジア競技大会の代表メンバー11名に選出。主に途中出場で起用され、主に攻撃面で存在感を見せ、日本チームの2位入賞に貢献した[6][7]

2014年7月2日から香港で開催される2014東アジア地区女子選手権大会の代表メンバー12名に選出[8][9]。全5試合中1試合にスターティングメンバーとして出場。随所で途中出場し、主に攻撃面で日本チームの優勝に貢献した[10]

2015年1月、日立リヴァーレへの入団内定が発表。同月に行われた2014/15Vプレミアリーグ(東レアローズ戦)でVリーグデビューを飾った。シーズン後半にレギュラーに抜擢されると攻守に渡って活躍を見せた[11]

2015年7月3〜5日に渡り埼玉県深谷ビッグタートルおよび岡山県桃太郎アリーナで開催された2015V・サマーリーグの東部大会においてフレッシュスター賞(Vプレミアリーグ)を受賞する活躍をみせ、日立リヴァーレの優勝に貢献した[12]

2017年5月2〜7日に渡り開催された第66回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会でベスト6を受賞[13]

2020年3月4日、日立リヴァーレからの退団と現役引退が発表された[14][15][16][17]

選手としての特徴

  • 佐藤美弥は「ブロックが2枚来ても決めきることができる、安心感をチームに与えてくれていると思う」、監督の多治見麻子は「コートの中でも外でも声を出してチームを盛り上げてくれて頼もしい」と語っている[18]

人物・エピソード

所属チーム

球歴

ユニバーシアード代表

受賞歴

個人成績

V.LEAGUEの個人成績は下記の通り[22]

大会 チーム 出場 アタック バックアタック アタック
決定本数
ブロック サーブ サーブレシーブ 総得点























































V1 2019-20 日立 23 52 627 215 27 34.3 87 23 7 26.4 4.13 5 0.10 152 3 1 7 47 9.2 4 1 3 62.5 215 5 4 224
V1 2018-19 27 97 1205 399 47 33.1 195 61 8 31.3 4.11 11 0.11 302 2 9 21 99 10.1 2 1 0 50.0 399 11 11 421
V1 2017-18 12 22 288 95 16 33.0 34 8 3 23.5 4.32 2 0.09 72 0 5 8 22 11.8 0 0 0 - 95 2 5 102
V1 2016-17 25 83 1152 425 62 36.9 214 64 24 29.9 5.12 6 0.07 279 9 5 33 84 12.2 3 1 0 33.3 425 6 14 445
第9回 皇后杯 2 6 98 29 7 29.6 9 1 0 11.1 4.83 3 0.50 20 1 0 3 6 8.8 0 0 0 - 29 3 1 33
V1 2015-16 23 82 973 328 48 33.7 171 50 9 29.2 4.00 20 0.24 259 1 6 16 106 12.5 61 26 0 42.6 328 20 7 355
V1 2014-15 10 28 234 62 12 26.5 37 9 2 24.3 2.21 3 0.11 98 1 1 8 31 9.7 96 52 0 54.2 62 3 2 67
通算:7大会 122 370 4577 1553 219 33.9 747 216 53 28.9 4.20 50 0.14 1182 17 27 96 395 10.0 166 81 3 49.7 1553 50 44 1647

出演

YouTube

  • V.LEAGUE Official Channel『DAZNアタックタイムチャレンジ #日立リヴァーレ』(2019年2月14日)

雑誌

脚注

  1. ^ a b c d e f g “渡邊久惠|選手詳細| Vリーグ オフィシャルサイト”. Vリーグ オフィシャルサイト. 2021年7月3日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h 日本文化出版『V.LEAGUE WOMEN チームの顔 2019-20』2019年発行より引用
  3. ^ “渡邊久惠|所属チームプロフィール”. 日立リヴァーレ. 2021年7月3日閲覧。
  4. ^ a b 東北大学バレーボール連盟. “第44回東北バレーボール大学男女リーグ戦・個人賞”. 2021年7月3日閲覧。
  5. ^ 東北福祉大学. “女子バレーボール部が東日本インカレで11年ぶり準優勝!”. 2015年9月1日閲覧。
  6. ^ a b “第6回東アジア競技大会(2013/天津)女子バレーボール競技”. 日本バレーボール協会 (2013年10月6日). 2021年10月3日閲覧。
  7. ^ “第6回東アジア競技大会 (2013/天津) 女子バレーボール競技”. バレーボールマガジン (2013年10月4日). 2021年10月3日閲覧。
  8. ^ 東北大学バレーボール連盟. “東北福祉大 渡邊久惠選手 ユニバ代表選出のお知らせ”. 2015年7月6日閲覧。
  9. ^ “2014東アジア地区女子選手権大会”. 日本バレーボール協会 (2014年7月2日). 2021年10月2日閲覧。
  10. ^ “日本はチャイニーズタイペイに勝利し決勝戦へ 2014東アジア地区女子選手権大会”. 日本バレーボール協会 (2014年7月6日). 2021年10月2日閲覧。
  11. ^ “試合結果速報B”. 日本バレーボール協会 (2015年1月17日). 2021年7月3日閲覧。
  12. ^ a b “2015Ⅴ・サマーリーグ女子大会 ~ 日立(東部)・東レ(西部)が優勝!”. 日本バレーボール協会 (2015年1月17日). 2021年7月3日閲覧。
  13. ^ a b “男子・JTサンダーズ、女子・デンソーエアリービーズが戴冠! 第66回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会”. 日本バレーボール協会 (2017年5月7日). 2021年10月3日閲覧。
  14. ^ “退部選手のお知らせ”. 日立オートモティブシステムズ株式会社 女子バレーボール部 (2020年3月4日). 2020年3月19日閲覧。
  15. ^ “日立 渡邊久惠、土井さくらの退部、引退を発表”. バレーボールマガジン (2020年3月4日). 2020年3月19日閲覧。
  16. ^ “その活躍にありがとう[V女子退団選手]”. 月バレ.com (2020年3月11日). 2021年10月3日閲覧。
  17. ^ “渡邊久惠 選手からのコメント”. 日立リヴァーレ 公式(@Hitachi_Rivale) (2020年3月4日). 2021年7月3日閲覧。
  18. ^ “デンソー・田代佳奈美「楽しいバレーをしようと思っている」、日立・佐藤美弥「渡邊久惠は安心感を与えてくれる選手」”. バレーボールマガジン. 2024年6月30日閲覧。
  19. ^ “第68回 黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会 特別表彰選手一覧”. 公益財団法人日本バレーボール協会. 2020年9月18日閲覧。
  20. ^ “東レが日立をストレートで下し、9年ぶり5回目の優勝。黒鷲賞にヤナ・クラン、若鷲賞は石川真佑 第68回黒鷲旗女子決勝”. バレーボールマガジン (2019年5月6日). 2020-09-018閲覧。
  21. ^ “黒鷲旗/男子サントリー、女子東レが頂点に!”. 月バレ.com (2019年5月6日). 2021年10月3日閲覧。
  22. ^ “渡邊久惠|選手別成績|Vリーグ オフィシャルサイト”. Vリーグ機構. 2021年7月3日閲覧。

外部リンク

プロフィール

  • 渡邊久惠|Vリーグ オフィシャルサイト(アーカイブ)
    • 渡邊久惠|Vリーグ オフィシャルサイト(旧サイトのアーカイブ)
  • 渡邊久惠|日立リヴァーレ 公式サイト(アーカイブ)
    • 渡邊久惠|日立リヴァーレ 公式サイト(旧サイトのアーカイブ)
 
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★は黒鷲賞、☆は敢闘賞