渡部亮平
わたなべ りょうへい 渡部 亮平 | |
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プロフィール | |
誕生日 | (1987-08-10) 1987年8月10日(37歳) |
出身地 | 日本 愛媛県東温市 |
主な作品 | |
テレビドラマ | 『セーラーゾンビ』 『時をかける少女』 |
映画 | 『かしこい狗は、吠えずに笑う』 『3月のライオン』 『哀愁しんでれら』 |
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わたなべ りょうへい 渡部 亮平 | |||||
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職業 | 映画監督・演出家 | ||||
活動期間 | 2010年 - 現在 | ||||
活動内容 | 映画、テレビドラマ、舞台 | ||||
主な作品 | |||||
映画 『かしこい狗は、吠えずに笑う』 『哀愁しんでれら』 テレビドラマ 『時をかける少女』『セーラーゾンビ』 | |||||
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渡部 亮平(わたなべ りょうへい、1987年8月10日[1] - )は、日本の脚本家、映画監督、CMディレクター。愛媛県東温市出身[2]。
経歴
重信町立重信中学校、愛媛県立松山東高等学校を経て、立命館大学経済学部経済学科に入学。大学3年時に韓国・延世大学へ1年間の交換留学[2]。その後、シナリオ作家協会シナリオ講座第53期研修科修了[1]。
大学4年時に休学して上京、ドラマや映画について学ぼうと脚本の勉強を始める。シナリオ作家協会シナリオ講座で1年間学び、修了後はレンタルビデオ店でアルバイトのかたわらコンクールに応募するための脚本を書き続ける日々を過ごす[3]。
2010年1月、第23回シナリオ作家協会大伴昌司賞佳作を受賞。同年5月、毎日放送のドラマ『アザミ嬢のララバイ』第5話脚本(小林弘利と共同)に起用され、脚本家としてデビュー。ヨーロッパ企画SSMF2年連続本選出場、TBS「学生CM甲子園」KAGOME部門最優秀賞&総合グランプリ、2010年に製作したクレイアニメ短篇作品がテレビ朝日『Vドリーム』愛媛グランプリ&全国グランプリ等の実績がある。
若手脚本家の登竜門とされるフジテレビヤングシナリオ大賞に応募した自信作が一次選考で落選したことから、自身の脚本の面白さを伝える手段として、自主映画制作を決意[3]。2012年、『Vドリーム』で獲得した賞金となけなしの貯金を製作資金に投じ、mixiとTwitterでスタッフを募集して、『かしこい狗は、吠えずに笑う』を自ら映画化し完成させる。同作はぴあフィルムフェスティバル「エンタテインメント賞」&「映画ファン賞」、福岡インディペンデント映画祭2012「120分部門グランプリ」&「FIDFF2012最優秀賞」、 第13回TAMA NEW WAVE 「グランプリ」&「最優秀女優賞」をそれぞれ受賞し、第15回京都国際学生映画祭では入選を果たす。翌2013年6月22日から全国順次公開され、2014年には第23回(2013年度)日本映画プロフェッショナル大賞「新人監督賞」を受賞。
脚本家として活動する一方で、THE DIRECTORS FARMに参加して、映像監督としてCM、PV、映画、ドラマなどの制作に携わる[3]。
2014年4月、犬童一心企画・総合演出による深夜ドラマ『セーラーゾンビ』に脚本[注 1]・監督で参加[4]。
主な作品
映画
- かしこい狗は、吠えずに笑う(2012年) - 監督・脚本・製作・編集
- 3月のライオン(2017年) - 脚本
- ビブリア古書堂の事件手帖 (2018年) - 脚本
- 麻雀放浪記2020(2019年)- 脚本
- 哀愁しんでれら(2021年) - 監督・脚本
テレビドラマ
- アザミ嬢のララバイ(2010年) - 脚本
- セーラーゾンビ(2014年) - 監督・脚本[注 1]
- 夢を与える(2015年) - シリーズ構成
- 永久就職試験(2015年) - 脚本
- 東京センチメンタル(2016年) - 脚本・監督
- 時をかける少女(2016年) - 脚本
- 黒い十人の女(2016年) - チーフ演出
- 今からあなたを脅迫します(2017年) - 脚本・シリーズ構成
- 名刺ゲーム(2017年) - 脚本
- 地域発ドラマ あったまるユートピア(2018年) - 脚本[5]
- オカンは俺より野球が好き(2019年)- 脚本・監督
- ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ(2019年)- 脚本
- 私の部下のハルトくん(2020年)- 脚本
- ショート・プログラム(2022年)- 監督・脚本
DVDドラマ
- SF少女ドラマシリーズ「ADS77」(2013年)[注 2] - 脚本
CM
- オージー・ビーフ「レッツバービー!キャンペーン」篇(2015年) - 監督
- ライク「若者の仕事」篇(2018年)- 監督
- flier「こんな読み方しなくても」篇(2019年)- 監督
- docomo Disney DELUXE - 監督
- KDDI 「君の好奇心」篇(2019年) - 監督
- 長崎県「青いぜ!長崎ブルーアイランズ・ミーティング - 島を離れる前に、みんなで話したかったこと。」(2020年) - 監督
- 森永「ハイチュウドウゾ!」(2020年) - 監督
- 象印「ステンレスマグ春夏 象印叔父さん」篇 (2020年) - 監督
- 象印「炎舞炊き 象印叔父さん」篇 (2020年) - 監督
- so-net「リアルモモ生態観察」篇(2020年)-監督
ミュージックビデオ
- 地球三兄弟 (奥田民生、真心ブラザーズ)「アースの休日」(2012年) - 監督
- OKAMOTO'S「アイアムモモ」(2020年)-監督
- tofubeats 短編映画「ムカチノカチカ」(2020年)-監督
舞台
- 舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド(2023年)- 上演脚本
参考文献・出典
- 「かしこい狗は、吠えずに笑う」広島八丁座特製パンフレット……2013年11月16日から22日まで広島で一週間限定レイトショー公開された際、上映館の広島八丁座が独自に発行して、入場者全員に無料配布された。渡部亮平監督、撮影・照明の辻克喜、音楽の近谷直之、主演の岡村いずみ、mimpi*βによる撮影裏話とメッセージが掲載された。
脚注
注釈
- ^ a b 犬童一心との共同脚本。
- ^ AKB48「恋するフォーチュンクッキー」映像特典。
出典
- ^ a b “動画部門審査員 渡部 亮平 監督プロフィール” (PDF). 動画&写真コンクール作品募集. えひめいやしの南予博2016. 2016年11月4日閲覧。
- ^ a b “キラリ東温この人なう11 映画監督として愛媛に凱旋 渡部 亮平さん(25) (東京都)” (PDF). 広報とうおん. 東温市. p. 32 (2013年3月1日). 2016年11月4日閲覧。
- ^ a b c 林佑実子 (2013年9月24日). “脚本家・映画監督 渡部亮平に聞く、できる予感を現実に変える自己プロデュース方法!”. ジセダイジェネレーションズ U-25 ジセダイ. 星海社. 2016年11月4日閲覧。
- ^ 平井万里子 (2014年10月23日). “弱冠24歳の新鋭による初監督作『かしこい狗は、吠えずに笑う』監督・渡部亮平×犬童一心インタビュー”. T-SITE NEWS (TSUTAYA). http://top.tsite.jp/entertainment/cinema/i/20574845/ 2016年11月4日閲覧。
- ^ 出演者・スタッフ NHK神戸放送局 兵庫発地域ドラマ「あったまるユートピア」特設サイト
外部リンク
- 渡部亮平 (@RyoheiWatanabe) - X(旧Twitter)
- 渡部亮平 - allcinema