石錐

石錐(せきすい/いしきり)は剥片石器の一種で、獣皮や樹皮などに穴を開けるための工具(穿孔具)[1]。一種の携帯ドリル。縄文時代に現れる。

概要

材料は黒曜石チャート粘板岩頁岩が多い[2]打製石器の範疇に含めることが多いが、先端のドリル部分には磨きをかけることが多い。

同音の石錘(せきすい)は網漁に用いられる漁具である「おもり」であり、使用法・製作法ともに異なる。石錘と区別するため「いしきり」と呼称する場合もある。

脚注

  1. ^ 収蔵紹介(考古・石錐)山口県立山口博物館
  2. ^ 斎藤 2004 p.21

参考文献

関連項目

分野
年代
地域
  • アフリカ考古学(英語版)
  • 南北アメリカ大陸の考古学(英語版)
  • アジアの考古学
  • 中国考古学
  • オーストラリアの考古学(英語版)
  • エジプト学
  • アッシリア学
  • 中東考古学(英語版)
  • ヌビア学(英語版)
手法
主題
理論
欧米
  • プロセス考古学(英語版)
関連分野
研究方法
考古資料
遺跡の保護と活用
カテゴリ カテゴリ
  • 表示
  • 編集