脈石(みゃくせき、gangue)は、鉱石とともに鉱床に産するが、経済的に無価値なため採掘の対象とならない鉱物のことで、鉱石中の不用部分で選鉱の工程で除去される。
同じ鉱物であっても、鉱石の種類や品位、鉱業の技術水準などによって常に価値が左右されるため、脈石鉱物にも鉱石鉱物(有用鉱物)にも転じ得る。また、技術の発展により脈石が鉱石に変化することがある。
脚注
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参考文献
- 飯山敏道『地球鉱物資源入門』東京大学出版会、1998年。ISBN 4-13-060723-5。
- 松尾禎士 編『地球化学』講談社、1989年。ISBN 4-06-153320-7。