運命の女 (2002年の映画)
運命の女 | |
---|---|
Unfaithful | |
監督 | エイドリアン・ライン |
脚本 | アルヴィン・サージェント ウィリアム・ブロイルズ・Jr(英語版) |
原作 | クロード・シャブロル 『不貞の女(フランス語版)』 |
製作 | エイドリアン・ライン G・マック・ブラウン |
製作総指揮 | ローレンス・スティーヴン・メイヤース アーノン・ミルチャン ピエール・リシャール・ミラー |
出演者 | ダイアン・レイン リチャード・ギア オリヴィエ・マルティネス |
音楽 | ヤン・A・P・カチュマレク |
撮影 | ピーター・ビジウ |
編集 | アン・V・コーツ |
製作会社 | リージェンシー・エンタープライズ |
配給 | 20世紀フォックス |
公開 | 2002年5月10日 2003年1月11日 |
上映時間 | 124分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $50,000,000[1] |
興行収入 | $119,137,784[1] |
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『運命の女』(うんめいのおんな、Unfaithful)は、2002年のアメリカ合衆国の官能サスペンス映画[2]。監督はエイドリアン・ライン、出演はダイアン・レイン、リチャード・ギア、オリヴィエ・マルティネスなど。1969年のフランス映画『不貞の女(フランス語版)』(監督はクロード・シャブロル、日本では劇場未公開)のリメイクで、若い男との情事に溺れていく専業主婦の女性と、それを知った夫を描いている[2]。
ダイアン・レインが第37回全米映画批評家協会賞(英語版)で主演女優賞(英語版)を受賞し、第75回アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされた[2]。
ストーリー
専業主婦のコニーは、夫のエドワードと幼い息子のチャーリーの三人で、平凡だが幸せな家庭を築いていた。ある日、息子の誕生日プレゼントを買いに出かけた彼女は、フランス人の青年ポールとぶつかってしまう。その時、彼女は膝を怪我してしまい、それを知った彼は自分のアパートで彼女の怪我の治療をするのだった。そこで二人は意気投合。その後も夫に内緒でたびたび二人で会っていたのだが、やがてそれは越えてはならない一線を越えさせてしまう。
登場人物
- コニー・サムナー
- 演 - ダイアン・レイン
- 専業主婦。教育方針はいささか厳しい。
- エドワード・サムナー
- 演 - リチャード・ギア
- コニーの夫。会社経営者。
- ポール・マーテル
- 演 - オリヴィエ・マルティネス
- コニーの浮気相手。既婚者のフランス人男性。7月で28歳に。
- チャーリー・サムナー
- 演 - エリック・パー・サリヴァン(英語版)
- コニーとエドワードの息子。もうじき9歳。活発な性格で格闘番組が好き。
- ビル・ストーン
- 演 - チャド・ロウ
- エドワードの部下。
- トレーシー
- 演 - ケイト・バートン(英語版)
- コニーの友人。
- フランク・ウィルソン
- 演 - ドミニク・キアネーゼ
- 探偵。
- サリー
- 演 - マーガレット・コリン
- コニーの友人。
- ディーン
- 演 - ジェリコ・イヴァネク
- ニューヨーク市警の刑事。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
---|---|---|---|
ソフト版 | テレビ朝日版 | ||
コニー・サムナー | ダイアン・レイン | 山像かおり | 佐々木優子 |
エドワード・サムナー | リチャード・ギア | 森田順平 | 菅生隆之 |
ポール・マーテル | オリヴィエ・マルティネス | 猪野学 | 津田健次郎 |
チャーリー・サムナー | エリック・パー・サリヴァン(英語版) | 近藤玲子 | 津村まこと |
ビル・ストーン | チャド・ロウ | 横堀悦夫 | 村治学 |
トレーシー | ケイト・バートン(英語版) | 一柳みる | 宮寺智子 |
フランク・ウィルソン | ドミニク・キアネーゼ | 浦山迅 | |
サリー | マーガレット・コリン | 横尾まり | 藤生聖子 |
ディーン刑事 | ジェリコ・イヴァネク | 仲野裕 | 長島雄一 |
リンゼイ | ミシェル・モナハン | ||
ジョシュ | マイケル・エマーソン | ||
ベス | リサ・エメリー |
作品の評価
Rotten Tomatoesによれば、165件の評論のうち、高評価は50%にあたる83件で、平均点は10点満点中5.8点、批評家の一致した見解は「ダイアン・レインはこの役で輝いているが、この映画はこのジャンルに何も新しいものを加えておらず、決着のつけ方も満足のいくものではない。」となっている[3]。 Metacriticによれば、34件の評論のうち、高評価は23件、賛否混在は8件、低評価は3件で、平均点は100点満点中63点となっている[4]。
出典
- ^ a b “Unfaithful (2002)” (英語). Box Office Mojo. 2010年11月19日閲覧。
- ^ a b c “運命の女”. WOWOW. 2024年5月31日閲覧。
- ^ "Unfaithful". Rotten Tomatoes (英語). 2024年5月31日閲覧。
- ^ "Unfaithful" (英語). Metacritic. 2024年5月31日閲覧。
外部リンク
エイドリアン・ライン監督作品 | |
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