鈴木隆司

鈴木 隆司(すずき たかし)は、日本眼科医師馬主兵庫県神戸市出身[1][2]。兵庫県神戸市灘区の鈴木眼科クリニック院長を務める[1][2]川崎医科大学医学部[1]

第64回安田記念パドック(2014年6月8日)

馬主活動

鈴木の勝負服を着用した津村明秀

日本中央競馬会(JRA)に登録する馬主としても知られる。勝負服の柄は黒、白縦縞、袖赤一本輪で、阪神タイガースイタリアサッカーチーム・ユベントスのユニフォームがモチーフになっている[1][3]ほか、「博打打ちなので白黒はっきりしたい」ということや、妻のラッキーカラーが赤であることも配色の理由であるという[1]冠名には娘の名前より[2]「カレン」を用いる。

幼い頃から馬が好きで、母親に園田競馬場によく連れていってもらっていた[3]。その後騎手を志すも、小学校6年生の時点で身長が160cm近く伸びたこともあり断念[1][3]。その後馬主になろうと思い始め、そのために医師を目指したという[1]

エピソード

  • 鈴木の所有馬を応援する「桜馬会」があり、小学校時代の同級生が会長を務めているという[1]
  • 岡山県の病院で勤務していた1990年に結婚したが、ボーナスが出る前で結納に必要なお金が足りず、給料を同年の宝塚記念枠連につぎ込んだ[1]。結果馬券は的中し、帯封がついた結納金を納めることができた[1]
  • 冠名の由来となっている娘は競馬には興味がないというが、鈴木の影響でファンファーレがどこの競馬場のものなのかは幼少期から把握していたという[1]

来歴

主な所有馬

GI級競走優勝馬

重賞競走優勝馬

その他の所有馬

脚注

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注釈

  1. ^ それぞれの出典において、馬主資格を取得したとされる年が異なっている。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 『週刊競馬ブック』2011年10月23日号 211-213頁
  2. ^ a b c d “【有馬記念】鈴木オーナーの悲願 カレンブーケドール、グランプリ男・池添騎手と重賞初制覇だ”. スポーツ報知 (2020年12月23日). 2023年2月16日閲覧。
  3. ^ a b c d “「仕事柄、目の輝きも決め手に…」鈴木隆司さんが語ったカレンブーケドールとの出会い【天皇賞・春・馬主直撃】”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ. 中日新聞Web (2021年5月1日). 2023年2月16日閲覧。
  4. ^ a b “【スプリンターズS】鈴木オーナー感涙初GI”. ウマニティ (2011年10月3日). 2023年2月16日閲覧。

参考文献

  • 週刊競馬ブック』2011年10月23日号
    • 芦谷有香「芦谷有香のオーナーサロン vol.387 カレンチャンでスプリンターズSを制した鈴木隆司氏インタビュー」

外部リンク

  • 鈴木眼科クリニック
  • 鈴木眼科クリニック | 六甲本通商店街