HEN 愛 LET'S GO! 2 〜ウルトラ怪獣総進撃〜
『HEN 愛 LET'S GO! 2 〜ウルトラ怪獣総進撃〜』 | ||||
---|---|---|---|---|
POLYSICS の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ニュー・ウェイヴ、シンセポップ、ポップス、ミクスチャー・ロック、実験音楽、J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | キューンレコード | |||
POLYSICS アルバム 年表 | ||||
| ||||
テンプレートを表示 |
『HEN 愛 LET'S GO! 2 〜ウルトラ怪獣総進撃〜』(ヘンアイレッツゴー! ツー ウルトラカイジュウソウシンゲキ[1])は、2015年7月8日にキューンレコード から発売された、日本のロックバンド、POLYSICSのスタジオ・アルバム。
概要
前作から引き続きPOLYSICSのメンバー・ハヤシの"HEN 愛(偏愛)”に焦点を当てており、本作ではハヤシが大ファンであるウルトラシリーズの怪獣をテーマとした楽曲が収録されている[2]。制作には円谷プロダクションが全面協力しており、楽曲で取り上げられたウルトラ怪獣の鳴き声や足音を提供している[2]。本作のCDジャケットはニイルセンが手掛けたもので、同時に新規に公開されたアーティスト写真のイラストも担当した[1]。アーティスト写真で描かれたメンバーとウルトラ怪獣らがレコーディングをする構図は「ウィー・アー・ザ・ワールド('85年)」のミュージックビデオをモチーフとしている[3]。
アルバムのリリース発表は2015年の全国ツアー「POLYSICS TOUR 2015“HEN 愛 LET'S GO!”~ツナギなぼくら ツアーで、胸キュン。~」の初日(5月23日)の会場である京都・磔磔でのステージ上で行われた[2]。また、発売日の7月8日はウルトラマンの故郷である「M78星雲」から由来している[2]。
初回限定盤には「ウルトラ怪獣シリーズ500 ポリシックス限定 ゴモラ クリアオレンジラメVER.」と銘打ったソフビフィギュアが付属された[2]。
制作
ハヤシの偏愛を取り上げるテーマとして当初は本作におけるウルトラ怪獣が先にアイディアとして浮かんでいたが、「先にライトな偏愛が伝わるものを」という意向の下により飲食物に焦点を当てた『HEN 愛 LET'S GO!』が第一弾となり、ウルトラ怪獣は二弾目である本作で取り上げられることとなった[4]。
本作の制作にあたりハヤシはウルトラシリーズをDVDで全話観直し、楽曲で取り上げる怪獣を選定している[5]。その中にはノーバやアブソーバも候補に上がっていたが、「登場話の内容が暗すぎる」という理由でボツとなった[5]。また、ガヴァドンをテーマとした楽曲も制作されていたが「歌詞がラブソングみたいになった」という理由でボツとした[6]。当初は「カネゴンがピンク・フロイドの『マネー』をカバーする」というアイディアも存在していた[5]。収録曲で使用された怪獣の鳴き声といった効果音は実際にハヤシが円谷プロのアーカイブ室に赴き、該当のWAVファイルを借用する形で使用している[6]。
楽曲解説
- 怪獣殿下 ~古代怪獣ゴモラ登場~
- 怪獣チャンネル ~電波怪獣ビーコン登場~
- From バンダ星 ~ロボット怪獣クレージーゴン登場~
- 宇宙からの贈り物 ~火星怪獣ナメゴン登場~
- We are Oil Lovers ~ペスター、タッコング、オイルドリンカー登場~
- 怪獣サインはV ~球好き怪獣ガラキング登場~
- 燃えろ!超獣地獄 ~一角超獣バキシム登場~
収録曲
CD
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|
1. | 「怪獣殿下 ~古代怪獣ゴモラ登場~」 | Hiroyuki Hayashi | Hiroyuki Hayashi | |
2. | 「怪獣チャンネル ~電波怪獣ビーコン登場~」 | Hiroyuki Hayashi | Hiroyuki Hayashi | |
3. | 「From バンダ星 ~ロボット怪獣クレージーゴン登場~」 | Hiroyuki Hayashi | Hiroyuki Hayashi | |
4. | 「宇宙からの贈り物 ~火星怪獣ナメゴン登場~」 | Hiroyuki Hayashi | Hiroyuki Hayashi | |
5. | 「We are Oil Lovers ~ペスター、タッコング、オイルドリンカー登場~」 | Hiroyuki Hayashi | Hiroyuki Hayashi | |
6. | 「怪獣サインはV ~球好き怪獣ガラキング登場~」 | Hiroyuki Hayashi | Hiroyuki Hayashi | |
7. | 「燃えろ!超獣地獄 ~一角超獣バキシム登場~」 | Hiroyuki Hayashi | Hiroyuki Hayashi |
脚注
- ^ a b “POLYSICS、ウルトラ怪獣と戦う衝撃ジャケ&アー写解禁 (2015/06/03) 邦楽ニュース|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)”. https://rockinon.com/news/detail/125109 2021年9月26日閲覧。
- ^ a b c d e “円谷プロ全面協力!POLYSICS「HEN 愛」第2弾でウルトラ怪獣とコラボ - 音楽ナタリー”. https://natalie.mu/music/news/148234 2021年9月26日閲覧。
- ^ “【レポート】POLYSICS、トークライブ<DAY3 -進撃のトイス->「続いていくためのきっかけに」”. https://www.barks.jp/news/?id=1000141646 2021年9月24日閲覧。
- ^ “POLYSICS・ハヤシ、サシ飲みで本音明かす「もっと『What’s This???』なバンドになりたいのよ」 - Real Sound|リアルサウンド”. https://realsound.jp/2016/02/post-6520.html 2021年9月26日閲覧。
- ^ a b c d e f “限定ゴモラも付いてくる! ウルトラ怪獣への溢れる愛をPOLYSICS・ハヤシが語り尽くす(1) - エキサイトニュース”. https://www.excite.co.jp/news/article/E1436961158783/ 2021年9月26日閲覧。
- ^ a b c d e “限定ゴモラも付いてくる! ウルトラ怪獣への溢れる愛をPOLYSICS・ハヤシが語り尽くす(2) - エキサイトニュース”. https://www.excite.co.jp/news/article/E1436963473503/ 2021年9月26日閲覧。
- ^ a b c d “POLYSICS HEN 愛 LET'S GO! 2 ~ウルトラ怪獣総進撃~ 特設サイト”. http://www.polysics.com/hen-ai-lets-go2/ 2021年9月26日閲覧。
- ^ “POLYSICS×ゴモラがセッション!ハヤシ興奮の「ウルトラ怪獣総進撃」収録曲MV - 音楽ナタリー”. https://natalie.mu/music/news/153193 2021年9月26日閲覧。
- 表示
- 編集
| |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ハヤシ - フミ - ヤノ カネコ - サコ - スガイ - カヨ - ナカムラリョウ | |||||||||||||
シングル | XCT - each life each end - NEW WAVE JACKET - Baby BIAS - シーラカンス イズ アンドロイド - Electric Surfin' Go Go - You-You-You - Catch on Everywhere - Rocket - Pretty Good - Shout Aloud!/Beat Flash - Young OH! OH! - Lucky Star - Everybody Say No - 走れ! with ヤマサキセイヤ(キュウソネコカミ) | ||||||||||||
アルバム |
| ||||||||||||
映像作品 | LIVE AT newwave - BGV - DVDVPVDVLIVE!! - PippikkippippiP In USA - Now is the live! - CLIPS OR DIE!!!! - BUDOKAN OR DIE!!!! 2010.3.14 - マッハAX ギュンギュンギュン!!! 2011.3.4 - MEMORIAL LIVE OR DIE!!! 祝1000本&15周年!!! 2012.03.03/04 | ||||||||||||
出演番組 | |||||||||||||
関連項目 | キューンミュージック - UKプロジェクト - ディーヴォ |