冬瓜茶(とうがんちゃ、Winter melon punch)は、冬瓜と砂糖を煮て作る飲料(茶外茶)である[1]。東アジア、特に台湾で良く飲まれる[2]。
製法
皮を剥いてスライスし、種を取った冬瓜をブラウン・シュガーまたはカラメルとともに沸騰した湯に入れ、数時間かき混ぜながら煮出す。ガーゼ等で濾して不溶分を除き、良く冷やして飲む。氷を入れて飲むこともある。
これを煮詰めて冷やし、四角に切って「冬瓜飴」にすることもある。この冬瓜飴を冬瓜茶に入れることもある。
腎臓病や糖尿病患者用に、無糖の冬瓜茶もある。また、煮出す前にスライスした冬瓜を石灰(水酸化カルシウム)に浸すと、果肉が固まり、冬瓜本来の風味を保つことができる。
種類
台湾には多くの種類の冬瓜茶がある。レモン果汁やウーロン茶を加えると風味が変わり、またアルコールを加えることでカクテルを作れる。タピオカやナタデココ、湯円を加えて、デザートとして販売されることもある。
出典
- ^ Matson, Tiana (2019年2月3日). “Winter Melon Tea - Simple But Juicy” (英語). Yum Of China. 2020年2月6日閲覧。
- ^ Guides, Rough (2017-09-07) (英語). The Rough Guide to Cambodia (Travel Guide eBook). Rough Guides UK. ISBN 978-0-241-32612-1. https://books.google.com/books?id=3jYnDwAAQBAJ&q=winter+melon+tea+%22street%22+stalls&pg=PT69
外部リンク